特急「サザン」が昔の南海電車の緑色に 7000系は今秋で引退

南海の特急「サザン」に使われている車両が2015年6月から期間限定で、登場当時の懐かしい緑色になります。南海電鉄130周年、そして「サザン」に使われている7000系電車が今秋で運行を終了することを記念し、実施されるものです。かつて南海電車の塗色は緑が基調で、「南海グリーン」と呼ばれていました。

かつては緑色だった南海電車

 南海電鉄は2015年5月11日(月)、特急「サザン」を「懐かしの緑色」で運行すると発表しました。

 特急「サザン」は、なんば~和歌山市・和歌山港間で運転されている列車。なんば側の4両は自由席車両で、運賃のみで乗車可能ですが、和歌山市側の4両は座席指定車両で、乗車には別料金が必要です。

緑色時代の10000系(左)と7000系(右)。1992年頃に撮影されたもので、今回実施される塗装とは一部異なる(画像提供:南海電鉄)。

 かつての南海電車は緑色を基調にした塗色で、「南海グリーン」という呼び方もありました。現在、特急「サザン」の座席指定車両に使用されている10000系電車と、自由席車両に使用されている7000系電車も営業運転を始めた当初、現在とは異なる緑のツートンカラー。今回行われる「懐かしの緑色」は10000系と7000系の合計8両を、その営業運転開始当時の塗色に変更するものです。ちなみに10000系は1985(昭和60)年から、7000系は1963(昭和38)年から運行を始めています。

 この「懐かしの緑色」は南海電鉄が今年、創業130周年を迎えること、また今秋に7000系が運行を終えること記念し、実施されるもの。10000系は黄緑地に緑のラインを入れたカラーに、7000系は緑のツートンカラーになります。

 運行期間は2015年6月13日(土)から2016年3月まで。10000系4両と7000系4両を連結した8両編成で、記念ヘッドマークを掲出し、一部座席指定の特急「サザン」として運行されます。ただ7000系の運行は2015年9月末で終了するほか、記念ヘッドマークの掲出も8月末までといいます。

 南海電鉄によると「懐かしの緑色」になった特急「サザン」の運行時刻は、同社のウェブサイトに掲載する予定とのこと。「営業運転開始時の懐かしの姿に戻った特急『サザン』に、ぜひご乗車ください」と話しています。

 またこれに合わせて記念グッズが発売されるほか。運行開始初日には鉄道ファンとして知られるタレントの斉藤雪乃さんと、「懐かしの緑色」になった特急「サザン」に乗車するツアーも実施される予定です。

【了】

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