車内アナウンスをスマホで同時に多言語テキスト化 実証実験スタート

日本語を聞き取れる人にも新しい楽しみ方を提案

「おもてなしガイド」は、主に外国人観光客や聴覚障がい者の不便をなくすことを目的としたサービスですが、アプリをダウンロードすれば、これまでの音声アナウンスだけで特に不便がなかった人も、新しいサービスを楽しむことができます。

 ひとつはアナウンス内容に加え、周辺の観光情報がテキストで表示される点です。たとえば今回、実証実験に使用された渋谷を起点とする路線は、代官山「T-SITE」や先日開業した「ログロード代官山」など人気の商業施設、東京バプテスト教会や代官山教会、西郷山公園や菅刈公園などを通り、緑も豊か。

「途中下車して街歩きを楽しんではいかがでしょう」(東急バス 経営統括部長 北村広大さん)

 夏の暑い日でも、手軽な運賃で利用できる路線バスで、観光情報を見ながら街をクルーズするのも楽しいかもしれません。

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日本語、英語、マレー語、アラビア語、デンマーク語の5言語に対応(2015年5月、吉田メグミ撮影)。

 そして、もうひとつのユニークな機能は「ログ」です。スマートフォンの画面に表示された情報は、タイムスタンプ付きのログとして残るので、あとで写真と照らしあわせて確認したり、ちいさなバス旅の思い出をたどることもできます。

 この実験は9月30日までの実施。路線周辺におでかけの際には、一度試してみてはいかがでしょう。また「おもてなしガイド」のアプリは現在、iOS版のみで、Android版は7月に配信される予定です。

【了】

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Writer: 吉田メグミ

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