レーザーとドローンを使用 落石危険度評価システム開発 鉄道総研

鉄道沿線にある岩盤斜面からの落石事故を未然に防ぐため、鉄道総合技術研究所がレーザーとドローンを用いた落石危険度評価システムを開発しました。

容易に行けない岩盤斜面

 鉄道総研(鉄道総合技術研究所)は2015年8月6日(木)、沿線斜面からの落石被害予防を目的に、レーザーとドローンを使って落石危険度を評価するシステムを開発したと発表しました。

 岩盤斜面から線路への落石事故を未然に防ぐには、事前に不安定な岩塊を見つけ、対策せねばなりません。しかし鉄道総研によると、そうした不安定な岩塊がある岩盤斜面は、人が容易にたどり着けないことが多く、現状では遠方からの目視による調査が主体といいます。

 そこで、こうした高所や遠方に存在する岩塊の形状や安定性について、レーザーやドローンを用いて安全かつ効率的、定量的に評価するシステムが開発されました。

Large 20150807 01
レーザーとドローンを用いた遠隔非接触計測による落石危険度評価の流れ(画像出典:鉄道総研)。

 このシステムは「非接触振動計測システム」と「空撮測量システム」、そして「数値解析による危険度評価システム」で構成されます。

「非接触振動計測システム」は、岩塊のある岩盤斜面に向けレーザーを照射。ドップラー効果を利用し、数十メートルから数百メートル離れた位置にある岩塊の微小な振動を測定します。

「空撮測量システム」は、ドローンにステレオカメラを搭載。岩塊に接近して空撮することで、落石危険度を評価するのに有用な外観情報(ひび割れなど)を取得します。また岩塊の三次元形状を測量し、重さを推定することも可能といいます。

 そして、これらによって得られたデータを使い、岩塊背面のひび割れ進展状況を推定。現状、また地震など災害発生時における落石危険度を評価するのが「数値解析による危険度評価システム」です。

【了】

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. We;e8#230w..p&nting dan gak pentingkah bertukar link….. .-= Pembuat Theme WordPress´s selesai [nulis] ..Drupal Search Engine Optimization =-.Bisa jadi penting, bisa jadi nggak penting.

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス