新型好調のロードスター、初代人気が再燃 お手ごろ価格には落とし穴も

好調な販売をキープしているマツダの新型「ロードスター」。その背景には、初代「ユーノス・ロードスター」を支持した世代の乗り替え需要がありますが、同時に、初代そのものへの関心も高まりつつあるようです。

“激安物件”もあるけれど…

 ここで少し、「ロードスター」の歴史を振り返りましょう。

 初代「ユーノス・ロードスター」は1989(平成元)年に発売され、幅広い世代の注目を浴び、社会現象のような人気となりました。その人気は国内にとどまらず、世界的ヒットモデルへと成長。総生産台数は、なんと約43万台にも達しています。

 この成功はのちに、世界の自動車市場に多大な影響をもたらしました。メルセデス・ベンツ「SLK」やBMW「Z3」、フィアット「バルケッタ」など、世界中の老舗自動車メーカーが、こぞって手頃なオープン2シーターを送り出すことに繋がったのです。

 それだけに当時、「ユーノス・ロードスター」のオーナーだった人、また憧れていた人は多くいます。そんな彼らは既に子離れをし、自分の時間を持つようになりました。そうした人たちがいま、思い入れの強い初代に注目しているというわけです。

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1989年に発売され、社会現象にまでなった初代「ロードスター」。当時のオーナーたちが趣味として初代を選び始めている(2015年8月、大音安弘撮影)。

 現状を掴むべく、初代をメインに「ロードスター」のメンテナンス・販売を手掛ける「ユーノスター」(埼玉県春日部市)を訪ねました。顧客の中心は、やはり40代以上ですが、なかには20代の若者も。気になる相場を伺うと、同店の入り口は70~80万円。車両選びは状態を重視し、グレードや色などはあるものから、とするのがベストといいます。こだわり過ぎると、気に入ったものを見つけることが難しいようです。

 もしATが許容できるなら、MTに比べ10万円ほど安いそうなので、あえてATという選択もアリといいます。また生産台数が多かっただけに“激安物件”も多く存在しますが、最終型でも生産から18年が経過したクルマ。状態の良いものを選んでおかないと、多額の修理費や大きなトラブルに悩まされ、結果的に高くつくことも多いため、同店で“激安物件”は扱っていないといいます。

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コメント

1件のコメント

  1.  CG誌で発表前のユーノスロードスターを見てひとめ惚れして、以来27年間乗り続けている。NDの発表時にこれはぜひ欲しいと思ったが、NDですら原点(NA)回帰と聞かされるとわざわざ原点から買い替える必要もないと同時により一層NAが愛しくなってきた。もうこのまま死ぬまで乗るつもりです。

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