旧津山扇形機関車庫がリニューアル SLなど4両を新たに収蔵 JR西日本

JR西日本が「旧津山扇形機関車庫」のリニューアルについて概要を発表。新たにSLを含む4両が収蔵され、展示スペースも刷新されます。

現存する唯一のDE50形で人気

 JR西日本は2015年10月29日(木)、リニューアルを進めている「旧津山扇形機関車庫」(岡山県津山市)について、改装オープン後の概要を発表しました。

 リニューアル後の施設名称は「津山まなびの鉄道館」。収蔵車両については、新たに蒸気機関車など4両が加えられます。また展示スペースは「子どもたちが社会や地域の発展と鉄道との関わりについて楽しく学べる鉄道館」(同社)をコンセプトに再整備。オープンは2016年春の予定です。

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D51形蒸気機関車など4両が新たに収蔵される(写真提供:JR西日本)。

「旧津山扇形機関車庫」は1936(昭和11)年に、津山駅に隣接して建設されました。現在は、引退した車両の展示施設として活用され、経済産業省の近代化産業遺産にも選定。国内で1両だけ現存するDE50形ディーゼル機関車が保存されていることもあり、鉄道ファンに人気の施設となっています。

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