特産品を運んだ列車がそのままホームで市場に 近鉄
近鉄が12月12日・13日の2日間、大阪上本町駅で伊勢志摩エリアの産品を販売。会場は、品物を運んできた列車そのものです。
大阪上本町駅の地上8番ホームで開催
近鉄は2015年11月25日(水)、特産品の販売イベント「伊勢・鳥羽・志摩 うまいもん列車」を12月12日(土)・13日(日)の2日間、大阪上本町駅構内で開催すると発表しました。
「伊勢・鳥羽・志摩 うまいもん列車」に使われるのは、近鉄の通勤形電車。列車は両日ともに、三重県志摩市の賢島駅を早朝に出発。途中駅で、海産物や和菓子など伊勢志摩エリアの地元食材を積み込みながら、大阪市天王寺区の大阪上本町駅に向かいます。
列車は大阪上本町駅に到着後、11時頃から、そのまま物産販売の会場としてイベントに使われる予定。列車は6両編成で、大阪側から1両目が「志摩号」、2両目が「鳥羽号」、3両目が「伊勢号」、4両目が「三重号」となり、各エリアの特産品が取り扱われます(5・6両目はバックヤード)。
イベントは両日ともに、大阪上本町駅の地上8番ホームで14時頃まで開催。入場する人には、大阪上本町駅の入場証(2時間有効)が無料で渡されます。近鉄は「ぜひこの機会に伊勢志摩の食の魅力に触れていただければ」としています。
ちなみに近鉄には、伊勢志摩エリアの新鮮な魚介類を大阪まで運ぶ「鮮魚列車」が存在します(宇治山田~大阪上本町間で運行)。日曜・祝日を除く毎日運行されていますが、行商人のための団体専用列車であり、一般の人は乗車できません。
【了】
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