軍用機数、上位にアジア各国 自衛隊は5位 密度高い極東地域

特徴的である日本の航空戦力

 また日本は「作戦機(戦闘機・爆撃機)」が287機で10位、「特殊任務(偵察機・哨戒機)」が159機で2位、「輸送機」が70機で9位、「ヘリコプター」が625機で6位、「練習機」が444機で2位と「特殊任務」と「練習機」が特に抜きん出ており、「特殊任務」はP-3C哨戒機78機、「練習機」はT-4ジェット練習機201機がそれぞれ半数を占めています。なお、いずれも世界1位はアメリカ軍です。

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洋上監視や救難、潜水艦や艦船の探知といった任務を行う海上自衛隊のP-3C哨戒機(写真出典:海上自衛隊)。

 日本は自衛隊員数が25万と、軍用機配備数トップ10を占める国のなかでも“群を抜いて兵力の小さい”組織であり、島国という地勢上から航空機を重要視し、整備している点が大きな特徴といえるでしょう。また人員に対するヘリコプターや輸送機の多さからも、極めて航空機動力に富んだ防衛組織であるともいえます。

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