旅客列車で貨物を運ぶ案も 課題多い日本の物流、目指すべき道は

今後の物流政策について、有識者が国に答申。鉄道の新たな活用や、自動運転などの新技術導入を推進するよう提言しました。

旅客鉄道を貨物輸送に活用するプランも

 国土交通省は2015年12月25日(金)、今後の物流政策について有識者が国に答申した内容を発表しました。

 物流分野では現在、トラックドライバーの高齢化や人手不足、環境負荷の軽減や生産性向上といったさまざまな課題に直面しています。

 今回の答申は、これらの課題に対処するため将来を見すえた中長期的な物流政策を確立する必要性に触れ、新たな発想や技術を採り入れるよう提言するものです。

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答申で出された都市部の旅客鉄道を貨物輸送に活用する案(画像出典:国土交通省)。

 このうち生産性向上のための施策案では、都市部で未活用の輸送手段に着目。トラックの代わりとして旅客鉄道を貨物輸送に利用するプランを提唱しています。

 都市部のトラックによる物流では、渋滞に伴う遅配やCO2排出などの環境負荷が発生していますが、旅客鉄道による貨物輸送でそれらを改善。ドライバー不足への対策にもあてるとしています。

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コメント

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3件のコメント

  1. こういうのをやるのが科学技術だとおもう。自動なら高速使わなくていいし、使っても勝手に動く、定速で走るわけだし、渋滞の場合鉄道に振替とか、操作できるようにすればいいと思う。トラックは大変な仕事で事故や過労も多い。むしろ人がやるということを、高い料金でやって、できればドライバーを高い給料の職にすればいい。技術的にできると思う。それができれば、バスやBRTにも応用すれば。

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