乗客のシートベルト着用徹底求める 貸切バス事故受け 国交省

40人以上が死傷した長野県での貸切バス事故を受け、国交省が日本バス協会に安全確保を徹底するよう、注意喚起を行いました。

乗客にも義務があるシートベルト着用

 国土交通省は日本バス協会に対して2016年1月15日(金)、貸切バスにおける安全確保について、会員に周知徹底するよう求める注意喚起を行いました。

 同日の午前1時59分頃、長野県軽井沢町の国道18号線において、貸切バスが対向車線をはみ出して崖下に転落、14人が死亡し27人が負傷する事故が発生したことを受けたものです。

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乗車中のシートベルト着用を促すことも求められた。写真はイメージ(写真出典:photolibrary)。

 この注意喚起ではまず運行管理業務の再確認や、安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施するよう要請。具体的には、点呼の確実な実施、乗務員の健康状態や過労状態の確実な把握、適切な運行計画の作成と確実な指示などを求めています。

 また乗車中のシートベルト着用など、乗客の安全確保を図る事項についても再徹底するよう、国交省は併せて求めました。貸切バスでは、乗客にも原則としてシートベルト着用の義務があります。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. シートベルト着用義務のはずなのに?

  2. リクライニングしている状態でベルト着用ですかね?

    普通乗用車だと、フルにリクライニングしている状態で
    シートベルトするとかえって危険だと思うのですが、
    バスはどうなんでしょうか?