2階から飛び降りた程度の着地 いま重要性増す陸自空挺部隊、その姿とは

落下傘の弱点

 落下傘はいくつか種類がありますが、代表的な「13式空挺傘」は輸送機から飛び降りると自動で開傘。間隔を詰めて、短い時間で多くの隊員を降下させることができます。装備および体重、あわせて150kgを吊り下げることができますが、「2階から飛び降りた程度」ともいわれる着地に耐えなくてはなりません。

 一方でこの13式空挺傘は、反撃が予想される地域では輸送機自体が撃墜される恐れがあり、使い難いという弱点を併せ持ちます。

 そうした場合は、パラグライダーのように滑空可能な「MC-4自由降下傘」の出番です。MC-4では高高度から自由落下し低高度で開傘する、または優れた滑空性能を活かして遠方から降下するなどの任務が可能になります。

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MC-4自由降下傘は滑空性能が優れているため、遠距離を飛ぶことが可能(2016年1月、関 賢太郎撮影)。

 第1空挺団のモットーは「精鋭無比」。その標語は、決して“張り子の虎”ではありません。空挺隊員は志願者から選抜されます。そして合格者は、5週間の「基本降下過程」訓練において5回の落下傘降下を行い、厳しい試練を乗り越えることで初めて、空挺隊員になることができます。

 およそ2000人で構成されるその隊員の圧倒的な精強ぶりは、「第一狂ってる団」と揶揄されることさえあります。第1空挺団はなぜそこまで、「強い部隊」なのでしょうか。

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コメント

2件のコメント

  1. Me dull. You smart. That's just what I nedede.

  2. 5千分の1×5千分の1は、2500万分の1だけどな…。