電車とバスの博物館、より充実し2月復活 プロ仕様シミュレータも 東急

東急電鉄の「電車とバスの博物館」が2月19日にリニューアルオープン。様々な運転シミュレータや模型電車が走る「パノラマシアター」など、幅広い層の人が楽しめるといいます。

「親子」から「プロ仕様」まで

 東急電鉄は2016年1月28日(木)、田園都市線の宮崎台駅(川崎市宮前区)付近にある「電車とバスの博物館」を2月19日(金)にリニューアルオープンすると発表しました。

 新しい「電車とバスの博物館」には、親子で並んで電車の運転を体験できる「キッズシミュレーター」を鉄道系博物館で初導入。運転中、好みの色やスタンプでデザインした電車が対向列車として登場するそうです。

 模型電車が走る「パノラマシアター」では東急線の1日を夜明けから終電後まで、BGMや映像を使って演出。鉄道好きミュージシャンとして知られる向谷 実さん、音楽ユニット「スギテツ」による楽曲が採用されています。

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リニューアルされる「電車とバスの博物館」。A棟1階は「シミュレーターワールド」に(画像出典:東急電鉄)。

 また、乗務員訓練用として実際に使っているCGソフトを子どもでも運転できるようにした「東横線CGシミュレーター」や、プロ仕様の「8090系シミュレーター」、模型電車のレンタルも可能なジオラマコーナー「Nゲージパーク」なども導入。東急電鉄は「幅広い層の方にお楽しみいただける」としています。

「電車とバスの博物館」は1982(昭和57)年4月、東急電鉄の創立60周年記念事業として田園都市線の高津駅(川崎市高津区)付近にオープンしたのち、2003(平成15)年3月、同線の宮崎台駅付近へ移転しました。

 そしてこの移転から10年以上が経過したことを機に、2015年9月28日で一時休館。「より多くの方にご満足いただける施設を目指し」(東急電鉄)、リニューアル工事が進められていました。

【了】

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