無料区間約80キロ! 和歌山いくなら「京奈和道」一択? なぜか「有料の大阪経由」を案内されがちなワケ
奈良―和歌山を結ぶ“無料高速”の京奈和道。和歌山に行く場合、有料の大阪経由もありますが、実際どれほど違うのでしょうか。
もうひとつの「無料高速」と組み合わせると、
とはいえ、京奈和道が無料なのは大きな魅力です。名古屋方面から和歌山へ向かう場合はさらに、名阪間を結ぶ“無料の大動脈”たる「名阪国道」と組み合わせて使うこともでき、かなり料金を抑えられます。
実際どれくらい違うのか、名古屋西IC(東名阪道)から和歌山IC(阪和道)までの最速ルートと、名阪国道・京奈和道を使った場合のルートは次の通り(NEXCOの検索サイトで平日19時出発の設定)
●最速ルート
・名古屋西IC-新名神ー名神ー京滋バイパスー第二京阪道路ー近畿道ー阪和道―和歌山IC:223.5km、2時間42分、7180円(ETC普通車)
●名阪国道・京奈和道ルート
・名古屋西IC-東名阪道ー名阪国道ー西名阪道(有料1区間)ー京奈和道(一部、国道24号)ー阪和道(有料1区間)―和歌山IC:210.5km、3時間9分、2350円(ETC普通車)
京奈和道経由は西名阪道や阪和道でわずかに有料区間を挟むうえ、前述の通り一部で一般道の渋滞区間を通らざるを得ないため時間はかかりますが、距離は短く、料金は4830円も安く抑えられます。
無料高速というと、三陸道のように延々とトイレもないというイメージを持っている人もいるかもしませんが、京奈和道は御所南PAと、道の駅と一体化しているかつらぎ西PAがあり、グルメも楽しむことができます。急ぐならば阪和道、ゆっくりでもいいならば京奈和道、という使い分けもできそうです。
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