往復だけで元取れちゃう!? 東京「最強の1日乗車券」はどれだ!? JRメトロ都営&バス…“全部乗れる”もあります!

東京の旅をお得に楽しめる「1日乗車券」は複数存在します。事業者の違いがややこしかったり、バスに乗らなければいけなかったりする場合も「1枚で全対応」といったものも。利用シーンごとに最適な1日券を紹介します。

東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券

 東京メトロと都営地下鉄の全線、つまりすべての地下鉄をカバーするきっぷがこの「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」です。

 価格は900円と「東京メトロ24時間券」よりも300円高くなりますが、都営地下鉄の初乗りが178円であることから、東京メトロに加え、都営に2回乗るなら、こちらのほうがお得になります。

 東京に不慣れな人には難しい、東京メトロと都営地下鉄を区別なく利用できるのも、隠れたメリットでしょう。宿泊するホテルの最寄り駅が都営地下鉄となるならば、利用価値は絶大です。

都営まるごときっぷ

 東京メトロに比べ、地下鉄事業者としてはやや“地味”なイメージのある都営地下鉄ですが、大江戸線の開通後は23区内のエリアカバー率が高まり、その利便性は大きく向上しています。

 この「都営まるごときっぷ」はその地下鉄に加え、都電、都営バスも700円で乗り降り自由なきっぷで、都営地下鉄の初乗りが178円、都バスの運賃(一般系統)が210円なので、合計4回乗るなら迷わず“買い”のきっぷでしょう。

 そして都バスを使いこなせば、葛西臨海公園、東京ビッグサイト、西新井大師といった、地下鉄ではやや不便な街や観光スポットにも余分な出費なくアクセスできます。「東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券」と同じく、ホテルの最寄り駅が都営地下鉄の場合に利用価値大です。

都営地下鉄ワンデーパス

 利用できる路線が都営地下鉄に限られるものの、500円という破格の価格で提供されるきっぷが「都営地下鉄ワンデーパス」です。

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都営地下鉄ワンデーパスは駅の券売機で買える(画像:PIXTA)。

 都営地下鉄の運賃は10km超で280円となるため、該当する区間であれば往復するだけで60円がお得になります。

 なお、このきっぷは期間限定販売で、直近では「都営地下鉄『冬』のワンデーパス」として、2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)、および1月11日(土)、1月13日(祝)が対象期間となります。

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 このほか東京および周辺地域では、私鉄各線が自社内の1日乗車券や、地下鉄などと組み合わせた1日乗車券を販売しています。観光で東京にお出かけになる際は、ぜひ下調べして、交通費を節約してみてはいかがでしょうか。

【脅威の「100円」も!?】これが東京「最強の1日乗車券」たちです!(画像)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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