存在感アゲアゲ!!「キャンピングカーにもなるレトロ商用バン」間もなく発売 ベースはトヨタの大人気車だと!?

「東京オートサロン2025」の会場でレトロなバンを発見。往年のアメ車、フォードF-100「パンプキン」によく似た外観をしていますが、なんとトヨタの「タウンエース・バン」がベースなのだそう。市販化を含め、メーカーにハナシを聞きました。

メーカー代表を直撃したら、激レア情報をゲット!

 気になるのは「ジャックライダー」のカスタム費用ですが、フロントフェイスキットが49万5000円、フェイス用灯火類一式のパーツ代が9万9000~11万5500円(使用するタウンエースが前期型か後期型によって価格は変動)、リアゲートカバーが8万8000円と発表されています。これらに塗装費を加えると、エクステリアのみのカスタムでも総額140万~150万円くらいになるようです。

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「ジャックライダー」のモチーフとなった1950年代のフォード F-100「パンプキン」(山崎 龍撮影)。

 出展車両は外観だけでなく内装にも手を加えており、同じように専用のシートカバーや荷室のウッドパネル化などといったカスタムを施した場合の費用は別途必要になります。ちなみに、Blowの製品は法規対応しているので、カスタムを施した状態での車検は問題ありません。

 なお、「タウンエース」にはバン仕様のほか、トラックモデルもラインナップに存在します。Blowのフロントフェイスキットは、もちろんトラックにも対応しています。

 富田代表によると、「来年の東京オートサロンにはタウンエーストラックをベースにした『ジャックライダー・ピックアップ』を発表する予定です。もちろん、荷台を含む車両後部もカスタムして、F-150のようなフェンダーを備えたフレアサイド仕様を考えていますので楽しみにしてください!」とのことでした。

 Blowは、自動車メーカーからの依頼を受けて試作車両や特殊車両を製作することもあるそうで、同社のGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)整形技術や板金技術は、カスタム業界では高く評価されています。

 その高い技術力に裏打ちされたキットの精度は確かなもので、GFRPボディキットにありがちな合う合わないの問題などはなく、車体に取り付ければチリ(車体とボンネットやドアなどの部品同士のつなぎ目のこと)合わせもバッチリでメーカー純正と遜色のないレベルです。

 そのようなBlowが軽自動車だけでなく、これから小型車・普通車のカスタムにも本格的に参入するというのですから、カスタムファンの期待はいやがおうでも高まるのは間違いないでしょう。2026年の「ジャックライダー・ピックアップ」も今から楽しみです。

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Writer:

「自動車やクルマを中心にした乗り物系ライター。愛車は1967年型アルファロメオ1300GTジュニア、2010年型フィアット500PINK!、モト・グッツィV11スポーツ、ヤマハ・グランドマジェスティ250、スズキGN125H、ホンダ・スーパーカブ110「天気の子」。著書は「萌えだらけの車選び」「最強! 連合艦隊オールスターズ」「『世界の銃』完全読本」ほか」に

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