最長渋滞は70km GWの高速道路、全体では交通量、渋滞ともに減

国交省とNEXCO各社、本四高速がゴールデンウィーク中における高速道路の交通状況を発表。全体では交通量と渋滞回数が昨年より減少しました。一方、2015年10月に東名高速から東北道までつながった圏央道では交通量が軒並み増えています。

東名~東北道がつながった圏央道は交通量が増加

 国土交通省とNEXCO各社、本四高速は2016年5月9日(月)、ゴールデンウィーク期間(4月28日~5月8日)における高速道路の交通状況を発表しました。

 高速道路の交通量は1日平均4万1800台で、昨年と比べおよそ2%減少。10km以上の渋滞は昨年より22回少ない274回、うち30km以上の渋滞は10回少ない20回という結果です。

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ゴールデンウィーク中、昨年に比べ交通量が増加した圏央道(画像出典:国土交通省)。

 2015年10月に桶川北本IC(埼玉県桶川市)~白岡菖蒲IC(同・白岡市)が開通したことで、東名高速から東北道までがつながった圏央道では、交通量が増加。期間中の1日あたり平均交通量が、青梅IC(東京都青梅市)~入間IC(埼玉県入間市)では昨年比20%増の6万4500台、相模原愛川IC(相模原市南区)~相模原IC(同・緑区)は26%増の5万4500台、寒川南IC(神奈川県寒川町)~寒川北IC(同)は30%増の2万1900台でした。

 なお、距離が最も長くなった渋滞は、関越自動車道下りの藤岡JCT付近で5月3日(火)11時頃にピークを迎えたもので、事故の影響も加わり70.2kmにおよんでいます。

【了】

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