インドネシアが「日本生まれの巡視船」導入へ! 三菱造船が建造契約を締結 気になる完成時期は?
これが日本の国際貢献。
下関で建造の予定
三菱重工グループの三菱造船は2025年1月30日、インドネシア海上保安機構との間で巡視船1隻の建造契約を締結したと発表しました。
これは、2024年3月にインドネシア共和国と国際協力機構(JICA)の間で結ばれた、同国の海上保安能力向上を目的とする無償資金協力の贈与契約によるものです。三菱重工は、この契約に基づき巡視船を整備することで、「インドネシア海上保安機構が海難救助や海上法執行を迅速かつ適切に実施するための能力強化を図ります」とコメントしています。
インドネシア海上保安機構向けの巡視船は、山口県にある三菱重工下関造船所で建造され、2028年3月に完成・引き渡される予定です。
現在、インドネシアは海洋進出の動きを強める中国との間で緊張関係が高まってきており、海上保安能力の強化が急務となっています。
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