本格軽4WD「ジムニー」のライバル!「パジェロミニ」をご存じか “今こそ買い”の意外な理由とは?

新型「ジムニー ノマド」は受注を停止し、既存の「ジムニー」シリーズも相変わらず納期は長め。それなら、繋ぎに安価な中古車を買って一時的に乗ることも一考の価値がありそうです。かつてのライバル「パジェロミニ」などいかがでしょうか。

納期長期化の「ジムニー」シリーズ かつてのライバル車とは?

 5ドア仕様のニューモデル「ノマド」が追加され注目を集めているスズキ「ジムニー」シリーズですが、受注停止となった「ジムニー ノマド」は言うに及ばず、既存の「ジムニー」や「ジムニー シエラ」も納期が7~9か月とわずかに短縮したとはいえ、相変わらず納車までは長い待ち時間が必要です。

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発表からわずか4日で5万台を超える予約が入った新型「ジムニー ノマド」。受注殺到より現在は一時受注を停止している。仮に受注が再開されても納期の長期化は当面改善されないだろう(画像:スズキ)。

 このような状況から「ジムニー」の即納を求める人は、必然的にプレミア価格の中古車を選ぶことになります。しかし、グレード、ボディカラー、オプションなどを自由に組み合わせることができ、メーカーの手厚い保証やディーラーのサービスを受けられる新車と違い、高年式・低走行だろうが中古車であることには変わりありません。

 新車としてのメリットはないうえ、ときに販売価格が新車よりも高い現行「ジムニー」の中古車をあえて購入するのは、人によっては躊躇するのではないでしょうか。

 とはいえ、悪路走破性に優れた軽四駆「ジムニー」もしくはその普通車モデルである「ジムニー シエラ」が欲しいのに、全くジャンル違いの軽ハイトワゴンや、それこそコンパクトハッチバックを選んだりすると、満足できないのは重々わかります。

 それなら、以前「ジムニー」のライバルとして一世を風靡した同クラス車を、あえて購入するというのはどうでしょうか。そのクルマとは、かつて三菱自動車が開発・販売していた「パジェロミニ」です。

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コメント

2件のコメント

  1. パジェロミニのエンジンは初代・二台目とも4A30で鋳鉄ブロック。故にエンジンの耐久性が高い。このあたりが、程度の良いタマが多い理由かも。JB232のK6Aは良いエンジンだけどアルミだから一度やらかすと直せないので。

  2. パジェロミニ、形はパジェロっぽいけど、車の成り立ち的な競合車種は、ジムニーじゃなくてkeiとテリオスキッド。

    パジェロミニで大丈夫な用途なら、今ならハスラー買ったほうが幸せになれそうです。

    って言うか過半数の人はジムニーよりハスラーのほうが向いてるけど、みんな見た目で選んでるだけだから……