新大阪から“万博”直結! まもなく“暫定開通”する阪神高速「淀川左岸線」ここまでできた! 今だけの“珍構造!?”

大阪万博に向けた道路整備のなかでも大規模かつ特殊なものといえるのが、阪神高速「淀川左岸線(2期)」の暫定供用です。将来の高速道路の「できたところ」を使ってバスが走ります。現地はどのような様子なのでしょうか。

ぐるぐるJCTが誕生していた!

 海老江JCTへの最寄り駅は、その名もずばりの淀川駅(阪神本線)となります。ただ駅は高架ながら、相対式プラットホームは壁で囲まれているため、JCT方面は見通せません。そこで改札を出て左手方向に進み、3号神戸線の高架の下をくぐって近づいてみます。

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十三小橋から見る淀川左岸線(2期)。左手前が撤去された浜中津橋跡(植村祐介撮影)

 すると、地下から上がってきたJCTのランプウェイが、地上にある大阪市の北部下水道管理事務所をぐるりと回るように、3号神戸線本線に接続するさまが、工事のフェンス越しに確認できます。橋脚や橋桁など主要設備はすでに完成していて、まもなくの暫定供用に十分間に合うことが想像できます。

 また下水道管理事務所のさまざまなパイプ類とループ状のランプウェイは“工場萌え”的な美しさも感じられ、完成の暁には夜景スポットとしても人気を集めそうです。

 海老江JCTで地下に潜り、淀川の堤防に沿って走る淀川左岸線(2期)は、沈下対策を施された地盤の上にトンネル躯体を置き、さらに土で埋め戻すという、治水や景観に配慮した工法で整備が進められています。

 また整備にあたり、作業空間確保のためいったん通行止めとなった淀川左岸線と並行する一般道「淀川南岸線」は、淀川左岸線(2期)の整備完了後、全幅11.5mの道路としてあらためて開通する予定です。

 海老江JCTから1kmほどで淀川左岸線(2期)は11号池田線と交差しますが、ここにはJCTは設けられず、さらに北東に進みます。そして新十三大橋付近に設けられる「大淀IC(仮称)」で国道176号バイパスと連絡したのち、国道176号現道十三大橋をくぐって豊崎IC(仮称)に至ります。

 その十三大橋の最寄り駅は、中津駅(阪急神戸線・宝塚線)で、駅を下りて国道176号現道を5分ほど北西に歩くと、十三大橋です。

 なお、ここは実際には十三小橋、十三大橋が連続する構造となっていて、正式には国道176号現道高架から続き旧長柄運河を渡る淀川の堤防までの部分が十三小橋、堤防から淀川の対岸までが十三大橋です。淀川左岸線(2期)がくぐるのは、正確には十三小橋となります。

【やっぱり珍構造】”できかけ”で暫定開通する淀川左岸線(地図/写真)

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