日本も導入? ナゾの箱型「どこでもミサイル発射装置」とは 海で使えば“無敵状態”かも!? 米軍で配備進む

アメリカ軍で導入が進む特徴的な兵器の一つに、コンテナ型ミサイル発射装置「MK 70」があります。これは、イージス艦などに装備されているMK 41垂直発射装置(VLS)をコンテナに収めたものですが、じつは日本も他人事ではないようです。

コンテナ式ミサイル発射装置、そのメリットとは?

 このように、MK 70はそれまで長射程のミサイル発射能力を有さなかった艦艇や部隊に対して、迅速にその能力を与えることができます。そして、これは次の2つの点において重要な意味を有しています。

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トレーラー搭載型のコンテナ式VLS「タイフォン」(画像:アメリカ陸軍)。

 1つは、敵に対して大きな負荷をかけることができるという点です。あらゆる艦艇や地上部隊が長射程兵器の運用能力を持ちうるとなれば、敵はあらゆる方向からの攻撃を警戒しなければならなくなります。そのためには、ISR(情報・監視・偵察)能力をフル活用して各種艦艇や地上部隊の動向を探らなければなりませんが、これには極めて多大な労力を要します。従って、敵軍のISR能力に大きな負荷をかけることが期待できるわけです。

 もう1つは、艦隊内でミサイルの数を増加させられるという点です。艦隊内のイージス艦を始めとした防空艦を軸に、MK 70搭載艦をネットワークで結ぶことができれば、状況に即して最適な位置に展開している艦艇からミサイルを発射できるほか、仮にイージス艦がミサイルを撃ち尽くしたとしても、MK 70搭載艦のミサイルをイージス艦が誘導することで、戦闘を継続することが可能になります。つまり、MK 70があれば、艦隊内における各種ミサイルの数を底上げできるのです。

 そして、こうしたメリットは日本にとっても他人事ではありません。現在、日本は海洋進出を強める中国に対抗すべく、防衛力の強化に勤しんでいます。なかでも、中国海軍と直接対峙することとなる海上自衛隊において、艦艇が装備できるミサイルの数は非常に重要となります。

【甲板からミサイルがドヴァ――ッ!!】護衛艦のVLSからミサイルが発射された瞬間を写真で(画像)

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コメント

1件のコメント

  1. 艦船搭載でも悪くは無いが、これを水中設置型(水深20~30m)にすれば運用の自由度は多少落ちるが、射程1500Kmも有るトマホークならかなりの範囲をカバーできる。潜水艦同様に発見されにくい利点があり、仮に攻撃を受けても人的被害は無い。費用も安上がり。潜水艦の不足分も有る程度カバー出来る気がする。

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