もっと低いのでは…? 大阪の衝撃的な「1.2mガード」の謎 チャリで突っこむ人が絶えない!?

道路の「高さ制限」の標識は、その高さが4.1mより低い場合に設置されます。高さ1.8mを下回るような場所では人の通行に支障をきたす場合もありますが、じつはそれよりもはるかに低い高さのガードが、大阪市内に実在します。

見上げると車輪が!? 低すぎるガード下をくぐってみた

では実際にガード下に入ってみましょう。ガード、つまり田川第2開きょのガーター橋は年季の入ったもので、銘板には「昭和五年」「鐵道省」の文字も見られます。

そしてこのガード下での体験の真骨頂が、北方貨物線を通過していくさまざまな列車を、「ありえない角度」で観察できることです。上り線と下り線との間には、幅40cmほどの隙間が空いていて、上を見上げるだけで、文字通り「頭の横を鉄輪が駆けぬけていくさま」を味わうことができます。旅客列車、貨物列車含め、運行本数も少なくありません。鉄道好きなら、ガード下のあらゆる角度から行き交う列車を眺めるだけでも、満足できる時間が過ごせるのでしょう。

 さて、この田川第2開きょへのアクセスは、JR神戸線(東海道本線)の塚本駅、もしくは阪急神戸線/京都線/宝塚線の十三駅が最寄りとなります。塚本駅からは、東口を出てほぼ真北に徒歩15分ほど、十三駅からは西口を出て府道41号を北西に進み、山陽新幹線、北方貨物線を越える陸橋の手前で側道に入り、北方貨物線に当たったら線路沿いに西へ進めば、20分ほどで到着できるでしょう。

【これは近いッ!!】低すぎるガード下からの景色を写真で(画像)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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