東海環状道の“左下”が29日延伸!「伊勢‐北陸」新ルート誕生まであと少し
東海環状道の大安IC~いなべIC間が、2025年3月29日に延伸開通します。
東海環状道「三重区間」が延伸
東海環状道の大安IC~いなべIC間が、2025年3月29日(土)15時に延伸開通します。

東海環状道が三重県いなべ市内で、1区間6.5kmが暫定2車線で延伸します。新たな終点となるいなべICは、いなべ市役所や三岐鉄道北勢線の阿下喜駅に近く、三重県最北のICです。
いなべ市では東海環状道の開通を見越して工業立地が進んでいます。また、NEXCO中日本はいなべICに雪氷対策基地を構え、すぐ北に位置する岐阜県関ケ原などの豪雪地帯の前線基地とする予定です。
ただ、いなべICから岐阜県の養老ICまでの区間18kmは、工事が難航しています。県境の養老トンネルで工事中に大量の湧水などが発生。2026年度の開通が予定されていましたが、現時点では開通時期が見通せない状況です。
今後この区間が開通すると、東海環状道で新名神と名神がつながります。これにより、例えば「伊勢湾岸道から北陸道へ」「北陸道から伊勢志摩へ」「三重から愛知を通らずに東海北陸道へ」といった新ルートが誕生します。
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