航行中のフェリーが海自の「最新ステルス艦」に遭遇!? 珍しい2ショットが実現 “映える”画像を自衛隊が公開
大きさが全然違う!?
鹿児島湾に「異形の珍客」出現
自衛隊鹿児島地方協力本部は2025年3月28日、最新の護衛艦「やはぎ」が鹿児島湾に寄港したと発表し、桜島フェリーとの2ショットを公式Xで公開しました。

「やはぎ」は、もがみ型護衛艦の5番艦で、京都府の海上自衛隊舞鶴基地に所在する第14護衛隊に配備されている艦艇です。
もがみ型は、ステルス性を考慮した平らな外観が特徴。高くそびえ立つピラミッド型のマスト(柱)は「ユニコーンアンテナ」と呼ばれるもので、従来はマストの複数個所に取り付けられていたアンテナを1本の支柱内に集約し、優れたステルス性能を実現しています。
「やはぎ」の艦名は、長野県、岐阜県、愛知県の中日本3県を流れる「矢作川」に由来。この艦名は、旧日本海軍では筑摩型防護巡洋艦の2番艦「矢矧」、阿賀野型軽巡洋艦の3番艦「矢矧」で使用されたことがあり、軍艦としては3代目となります。
なお、桜島フェリーの全長は約60mなのに対し、「やはぎ」は133mもあります。今回、鹿児島のシンボルである桜島を背景に、異形の最新ステルス艦が停泊する珍しい光景が実現しました。
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