ついに本気を出した!? ホンダ「CB1000F コンセプト」銀×青カラーリングに込められた想いとは
2025年3月、大阪モーターサイクルショーに引き続き、東京モーターサイクルショーでも披露された、ホンダのオートバイ「CB1000Fコンセプト」。そのカラーリングや完成度の高さからメーカーの熱意を感じました。
5年前にも同様のコンセプトモデルあったんだけど…
ブースには「CB1000F コンセプト」をベースとしたカスタム車両も展示されていました。

モリワキが手がけたレーシングコンセプトモデル「CB1000F Concept Moriwaki Engineering」と、セレクトショップのBEAMSが監修したコンセプトモデル「HONDA CB1000F meets GUCCIMAZE」の2車で、前者は本気のレース仕様、後者はストリート風デザインという、今回のコンセプトモデルに対する方向性も示されていました。
ちなみに、過去にも同様のカラーリングが施されたコンセプトモデルが披露されたことがあります。それは、2020年にホンダが発表した「CB-F コンセプト」です。
これはCB1000Rをベースとしたモデルで、今回展示された「CB1000F コンセプト」と同様にスペンサーカラーが施され、東京と大阪のモーターサイクルショーで公開されるなどして注目を集めました。
当時はカワサキのZ900RSが登場し、またスズキの「カタナ」が復活するなど、往年の名車を現代のバイクで再現する、いわゆるネオクラブームが興っていた時期でした。そのため「F」の復活を期待したファンが発売を心待ちにしたものの、残念ながらその後、開発が中止となっています。
「CB」シリーズのフラッグシップモデルであるCB1300も、今年(2025年)になりファイナルエディションが発売されるなどし、ついに最終モデルを迎えています。結果、CBらしい雰囲気を残した大型ネイキッドが不在となるなか、「CB1000F コンセプト」に寄せる期待は大きいようです。ホンダからも「開発中なので、期待してほしい」と説明があったことから、今回のコンセプトモデルには「今度こそは」と発売を熱望するファンが多いことでしょう。
実際に発売されれば、ネオクラモデルの「台風の目」となるのは確実なので、今後の動向に注目したいところです。
Writer: 石津祐介(ライター/写真家)
専門誌を中心に、航空機の取材、撮影を行うライター、写真家。国内外を問わず世界各地の空港やエアショーなど取材。航空機以外にも野鳥、アウトドア、旅行など幅広いジャンルの取材を行っている。
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