「成田空港最強のブッ飛びB級グルメ」ご存知? マジでやっちゃった驚愕のコンボ…でも食べてわかった「共存可能」な工夫とは

成田空港第1ターミナル5階にあるフードコート。ラーメンやおにぎりなど比較的”万人受け”するような大人しい店舗・メニューが並ぶなか、ひとつのお皿に「カツカレー」と「カレーうどん」が混在する”B級グルメ”が存在します。今回、実際にこれを食べてみました。

「ん、あれ?…そういうことか!」となる独自仕様なルー

 食べてみると、辛さはかなり控えめです。そして、カレーライスにしてはかなりさっぱり系で、パンチのあるカレーが好きな人であれば、とんかつ、ライス、ルーの3つを同時に口に運ぶとちょうど良くなるのではないかな……といったテイストです。

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成田空港第1ターミナル「ウィリアムズ」(グルメ満二郎撮影)。

 ただこの「カレーライスとしてはさっぱり」なルーがその後、違った表情を見せます。うどんは、いわゆるつけ麺のように、ルーにくぐらせて食べるスタイルとなりますが、これをやると、「濃厚なカレーうどん」となるのです。つまり、このルーはライスでもうどんでもイケるよう味が調整されているという訳です。

 このメニューはライス、うどんとともにしっかり1人前に匹敵する量だと思われます。しかし同店のルーはさっぱりな分、カレーライスとしても分量よりもペロリと平らげることができる印象です。ただ、食べ終わったあとの満腹感は、某デカ盛りラーメン店を少し彷彿とさせるものでしたが……。空港内でこれだけの満腹感をひと皿で味わえるメニューは、なかなかないかもしれません。値段は1550円ですが、このボリュームであれば、空港グルメとしてはむしろコスパが良いといえるでしょう。

 なお、他店舗は列なしの状況でも「ウィリアムズ」だけは行列ができていることもあり、同ターミナルのフードコート内では屈指の人気店ではあるようです。また、日本人だけではなく、外国人の方が「カツカレーライスうどん」を食べてる場面を見かけることもあり、実物を見るやいなや「ワーオ」と驚く声が上がっていました。

【写真】わがまま仕様過ぎ! これが「カツカレーライスうどん」驚愕の全貌です

Writer:

駅や空港などでB級グルメを探すのをライフワークとしている。好きな言葉は「ニンニクアブラ」。

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