万博会場に「JRの駅」があったのですが… 1番線から20番線まで!? 入線するのは“人”
大阪・関西万博の会場では、様々なコラボグッズが販売されています。プレオープン期間中のプレスデーで、目を引いたお土産屋のひとつである「2025大阪・関西万博会場内オフィシャルストア西ゲート店JR西日本グループ」の担当者に話を聞いてみました。
万博会場内に現れた未来を感じる駅? いやショップだ!
2025年4月13日から開幕する大阪・関西万博の会場では、様々なコラボグッズが販売されています。プレオープン期間中のプレスデーで、目を引いたお土産屋のひとつである「2025大阪・関西万博会場内オフィシャルストア西ゲート店JR西日本グループ」の担当者に話を聞いてみました。

会場オフィシャルストアは「未来の鉄道駅舎」をイメージした作りになっており、天井の半球体ディスプレイを用いた映像演出のほか、JR西日本の乗り口をイメージしたレジなどが目を引きます。
レジの床に貼られている、誘導用のフロアシートサインは駅そのままで担当者は「実際に駅内で使われているのと同じ素材を使用しています」と話します。さらにお会計のためのレジは番号ではなく「番線」になっており、この辺りもJR西日本の公式ストアらしい雰囲気となっていました。
さらに、レジ奥には金属製のパイプで作られた、オブジェのようなものが。よく確認すると実はこのオブジェ的なモノはJR西日本が管轄する路線図をイメージしているようでした。それについて担当者に話を聞いてみると「そうです。実はパイプの周辺に貼られた切符が駅の位置を表しており、パイプ以外の物は実際に車両や駅で使われていたものになります」との答えが。買い物以外のことも楽しんでもらいたいという演出のようです。
よく見ると「公式ライセンス商品」と書かれた案内板も駅名標のようになっています。実はこれも、実はJR西日本で使っているプレートの寸法と同じ規格。ただ次の駅や前の駅を表記するかわりに「まよったら」~「買いや~」や「買わなきゃ損やで」~「知らんけど」といった言葉が記されていました。このネタに関しても、同社の万博チームで考えたとのことで、かなりこだわりがうかがえます。
万博会場内ということで、このショップ限定のグッズももちろんあります。なかでもオススメなのが、万博公式キャラクターである「ミャクミャク」とICOCAの公式キャラクターである「イコちゃん」の「カードケース付き駅員さんぬいぐるみセット」など「大阪・関西万博 記念ICOCA」付きのグッズだとのこと。
記念ICOCAについてはかなり量を作っているものの、数量限定のグッズとのことです。また、ICOCAがなくなった後、ぬいぐるみやパスケースの単品販売に関しても今のところ予定はないそうです。
ショップ反響はプレオープンの段階でかなり大きかったようで、担当者は「SNSなどで投稿してくれる人が多く好評の声をいただいています」と手ごたえはかなりあったと明かしました。
Writer: 斎藤雅道(ライター/編集者)
ミリタリー、芸能、グルメ、自動車、歴史、映画、テレビ、健康ネタなどなど、女性向けコスメ以外は基本やるなんでも屋ライター。一応、得意分野はホビー、アニメ、ゲームなどのサブカルネタ。
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