“本州最西端の高速”2025年度開通へ 将来は福岡直結の「西九州道」半島ぐるりまであと少し

本州最西端を目指す松浦佐々道路(西九州道)の建設が進んでいます。一部区間が2025年度に開通する予定です。

西九州道の西端を結ぶ松浦佐々道路

 九州最西端を目指す松浦佐々道路(西九州道)の建設が進んでいます。一部区間が2025年度に開通する予定です。

Large 20250502 01

拡大画像

2025年度開通予定の松浦佐々道路・松浦IC~平戸IC間。2024年12月撮影(画像:国土交通省九州地方整備局長崎河川国道事務所)。

 松浦佐々道路は、西九州道の松浦IC(長崎県松浦市)と佐々IC(同・佐々町)を結ぶ延長19.1kmの高規格幹線道路です。2014年度に事業化。幅員12.0m・2車線、設計速度80km/hの自動車専用道路として整備が進んでいます。

 この松浦佐々道路は、福岡市から佐賀県唐津市・伊万里市を経由し、北松浦半島の長崎県松浦市・佐世保市をぐるりと回り、佐賀県武雄市に至る西九州道の一部を構成します。また、長崎県北部の幹線道路である国道204号のバイパス・代替路の役割も担います。

 このうち、北側の松浦IC~平戸IC間7.5kmは、2025年度に開通する見通しです。平戸ICは佐世保市内に位置しますが、県道258号平戸江迎線と接続し、本土最西端に位置する平戸市への玄関口になります。平戸ICから平戸大橋まで一本道です。

 長崎河川国道事務所は、松浦佐々道路の整備により、防災機能の強化や地域産業の活性化などが期待されるとしています。

【地図】これが松浦佐々道路(西九州道)の計画ルートです

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 長崎の話なのにタイトルが「"本州最西端の高速”2025年度開通へ」になっている。

    本州じゃなくて九州では?