海老名、大和「渋滞名所」返上なるか 進む対策、その未来は?

海老名JCTや大和トンネル付近など、東名高速関連の渋滞対策が進展することになりました。「渋滞名所」ともされるそれらの場所で何が行われ、今後、どうなっていくのでしょうか。ただ、やれることはまだまだあるかもしれません。

消えた「暫定」という単語 その背景にあるのは

 今回の海老名JCTにおける2車線化について、国交省は「ピンポイント渋滞対策」と銘打っています。昨年、2015年10月に反対側ランプウェイを2車線化した際は、「新東名海老名南ジャンクション開通までの暫定対策」とうたっていましたが、今回、「暫定」の文字はどこにもありません。

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現在は本線が2車線、ランプウェイが1車線になっている、圏央道内回りの海老名JCT付近(2015年3月、清水草一撮影)。

 実際、この対策は暫定ではなく、恒久的なものにすべきです。これによって圏央道は、海老名JCT内で本線が内回り、外回りとも1車線ずつになりますが、これは圏央道八王子JCTでも採用されている構造で、本線から分流する交通量を考えれば、将来的にも問題はないはず。新東名が開通したからといって元に戻せば、渋滞も復活してしまうでしょう。

 役人は、失敗したら責任問題になるため、前例のないことを実施するのを嫌います。だから「暫定措置」とすることで、うまくいかなければ元に戻せることにしておきたいわけです。しかし、昨年10月の海老名JCT対策が大成功したため、今回は「暫定」の文字が外れたと見ていいでしょう。

「暫定」の文字を入れることで新しい施策に取り組む勇気が持てるのだとしたら、今後もどしどし「暫定対策」を打ち出してもらいたいところです。

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