「作りかけの高速道路」を走り“手放し運転”まで行う 万博シャトルバス“新大阪線”がスゴイ! しかもメチャ早っ!

大阪・関西万博会場へのシャトルバスのなかに、“特異な経路”を走るものがあります。そこは「建設中の高速道路」。しかも一部の便はそこで自動運転を行います。これ自体が万博のアトラクションのようなバスに乗りました。

新大阪から万博への最短ルート

 短い時間のバス乗車でしたが、混雑しがちな大阪駅北側の市街地を約5分でショートカットできる淀川左岸線2期区間のポテンシャルを実感できました。開通後はいわゆる“キタ”の交通状況の改善に大きく貢献しそうです。

 一方自動運転については、ハンドルの切りはじめに左右のGの立ち上がりをわずかに強く感じるところがありました。しかしそれはこちらが「自動運転だから」と身構えていたからこそ感じたものかもしれません。全般的には非常にスムーズで、不安感はまったくありませんでした。

 東海道新幹線、山陽新幹線から大阪・関西万博会場へは、この新大阪駅からのシャトルバスが最短ルートとなります。淀川左岸線2期区間をひと足先に走ってみたい人、最新の自動運転バスを体感したい人も、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

【バスにネコミミ!?】これが「作りかけ高速」を自動運転で走る万博シャトルバスです(地図/写真)

Writer:

1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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