日本に来る…! イギリス空母艦隊が母港を出港へ 今回F-35Bを乗せてやって来る艦は?

日本ほか計12か国と演習を実施。

母港であるポーツマスから出港

 イギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」は2025年4月22日、母港であるポーツマスから出航しました。

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空母「プリンス・オブ・ウェールズ」(画像:イギリス国防省)

 同艦はこれからほかの戦闘艦艇や輸送艦、補給艦と合流し空母打撃群編成、「オペレーション・ハイマスト」と名付けられた長期の作戦に出発します。

 この作戦は、約8か月間にわたって、インド太平洋エリアを巡航する計画です。その間、日本やアメリカ、インド、シンガポール、マレーシアなど計12か国と演習を行うほか、寄港して親善を深めたりする予定です。

 艦載機としてはF-35B戦闘機24機、ヘリコプター16機のほか、空母打撃群内の簡易的な物資移動に使用する、マルチコプタータイプのドローン「T-150」を今回の航海で初めて複数機搭載します。なお、F-35Bを操縦する部隊については空軍の617飛行隊(通称「ダムバスターズ」)と海軍の809海軍航空隊「ザ・イモータルズ」になるとのこと。

 また、今回の航海では演習に参加するため、空母打撃群にイギリス陸軍の将兵約900人も随行するそうです。

「プリンス・オブ・ウェールズ」は、イギリス海軍史上最大の軍艦であるクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦です。当初の予定通り来日となれば、約4年ぶりの日本寄港となります。

【画像】結構派手に飛ぶ!「プリンス・オブ・ウェールズ」から発艦するF-35B

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