ゴールデンウイーク「前半」本当に混まないの? 高速道路の渋滞「11年ぶりの異変パターン」とは
まもなく2025年ゴールデンウイーク。高速道路では例年のように激しい渋滞が予測されていますが、長い渋滞のほとんどは後半に発生するとされています。前半は本当に混まないのでしょうか。
今年のGWは「11年ぶりのパターン」
まもなく2025年ゴールデンウイークが始まります。高速道路では例年のように激しい渋滞が予測されていますが、今年は例年と大きく違う点が。

それは“特に長い渋滞”のほとんどが、GW後半に予測されていること。例年であればGW前半の「帰省ラッシュ」、後半の「Uターンラッシュ」が報じられますが、これが当てはまらないかもしれないのです。
「GWの渋滞は曜日の並びが大きく影響します。今年は、11年ぶりの“飛び石連休”パターンです」――こう解説するのは、4月23日にNEXCO東日本が行った定例会見に登場した関東支社の“渋滞予報士”外山敬祐さんです。
今年は、4月26日と27日の土日に、28日(月)の平日を挟み、29日(火)が祝日。続く水、木、金も平日です。前半に連休があった2024年の方が「移動が活発になりやすい曜日配列」だったといいます。
「お盆・年末年始は夏休み・冬休みにあたりますが、GWは学校があるため、親の都合だけで連休にはしにくいのが特徴です。一方で、GW期間中は業務交通(仕事のクルマ)が減ります。お出かけの狙い目はまさに、この飛び石連休期間です」(外山さん)
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