特撮機体みたい“異形のステルス輸送機”風洞実験が完了 滑走路なしでどうやって飛ぶの?

機体の胴体に大きな秘密が?

風洞実験が終了! いよいよ実機設計へ

 ボーイング傘下のオーロラ・フライト・サイエンシズ(オーロラ)は2025年4月29日、開発中のステルス垂直離着陸輸送機の風洞実験を完了したと発表しました。

Large 20250503 01

拡大画像

オーロラが公開している垂直離発着ステルス輸送機のデザイン(画像:オーロラ・フライト・サイエンス)

 同機は、「Xプレーン」アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)が提案した高速垂直離着陸(HSVTOL)航空機で、「速度および滑走路非依存技術(SPRINT)」の研究の一環として開発されている機体です。2027年の飛行試験を目指しています。

 機体内にリフトファンを装備し、全翼機のようなフォルムが特徴で、レーダーなどに映りにくいステルス性のある有人機体を想定しています。

 任務としては、大規模災害や敵性勢力の妨害などで従来の滑走路が使えないときの空輸や人員回収を想定しており、450ノット(約833.4km/h)の巡航飛行が可能です。

 今回の風洞実験は20%のスケールモデルを使用し、特に垂直飛行から前進飛行への重要な移行段階における低速操縦特性に関する有用なデータを収集したとのことです。この実験で得られたデータは、コンピューターモデルの検証、フライトシミュレータ用データ提供、そして実機設計のための貴重なデータとして活用されます。

 風洞実験が成功に終わったことに関してオーロラのマイク・カイモナ社長兼CEOは「実験により我々の解析予測が裏付けられました。風洞実験が成功裏に完了したことで、プログラムは詳細な設計フェーズに進む準備が整いました」と発表しています。

【画像】胴体のギミックがいい…これが、試験中のステルス輸送機の完成予想です

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. ジャムだ!

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス