SL車掌制服を8年ぶり一新 ボタンは動輪、ネクタイは群馬県花 JR東日本

JR東日本・高崎支社が2016年7月16日から、SL列車の車掌が着る制服をリニューアルします。デザインはSL列車に実際に乗務する車掌が中心になり検討されました。7月16日には新制服に関するイベントが行われる予定です。

制服リニューアルは8年ぶり

 JR東日本・高崎支社は2016年7月5日(火)、SL列車の車掌が着る制服をリニューアルすると発表しました。

 高崎エリアでは土日、祝日を中心に、D51形蒸気機関車498号機やC61形蒸気機関車20号機を使用して、上越線・高崎~水上間を走る快速「SLみなかみ」や、信越本線・高崎~横川間を走る快速「SL碓氷」などの列車が運行されています。

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上越線の水上駅を出発するD51形蒸気機関車498号機牽引の快速「SLみなかみ」(写真出典:C62-48/photolibrary)。

 これらのSL列車で現在、車掌が着ている制服は「移動手段としてではなく、SL列車に乗ること自体を楽しんでほしい」という乗務員の思いから、2008(平成20)年に生まれたものとのこと。しかし男性用のものしかなく、「SLに『新たな風』を吹き込むため」(JR東日本)、当時の情熱を大切にしつつ制服をリニューアルすることにしたそうです。

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