「スーパーカブ」直せない国でも大丈夫! テロリストも国連機関も“お墨付き”与えた知られざるホンダの傑作バイクとは?

日本では知名度が低いものの海外では長年生産が続くロングヒットのホンダ製オートバイがあります。「CG125」という名のこのオートバイ、耐久性、メンテナンス性、経済性に優れているため、意外な組織からも支持を集めています。

現在でも海外での生産は継続中

 これまでに「CG125」および「CG110」を生産した国は、韓国、台湾、インドネシア、トルコ、ナイジェリア、ブラジルなどで、中国やパキスタン、メキシコは独自に改良を加えるなどして現在も製造が続けられています。また、イギリスやフランスなどの先進国は現地生産こそ行われなかったものの多数輸出され、とりわけ後者はブラジル製の「CG125」を郵便配達用バイクとして大量採用したほどでした。

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ホンダ「スーパーカブC50」。堅牢で経済性に優れる同車だが、搭載される横型エンジンは弁機構が複雑なSOHCとなることから、より単純な構造で、堅牢かつメンテナンスフリーなOHVエンジンの心臓を持つ「CG125」が新たに開発された(画像:ホンダ)。

 また、貧困国で支援活動にあたっている国際連合児童基金(United Nations Children’s Fund)、通称「UNICEF(ユニセフ)」では、人員や物資の移動用機材として採用・現地住民に供給しており、まさに国連機関の“お墨付き”を得たバイクでもあります。

 国内で生産していたバイクであるにもかかわらず、輸出専用車ということで日本ではまったく無名の「CG125」でしたが、2000年代に入ると中国で生産されたスズキ「GN125」が並行輸入業者によって輸入され、安価に販売されて人気を博したこともあり、ほぼ時を置かずして「CG125」も同様に輸入されるようになりました。

 なお、当時の店頭乗り出し価格は10~13万円ほどで、「GN125」が15~18万円で販売されていたことを鑑みると、よりリーズナブルなプライスがつけられていました。

 ただし、国内正規販売されていた時期のある「GN125」とは異なり、ホンダブランドといえども日本のユーザーになじみのない車種ということから、残念ながら「CG125」の販売は少数にとどまったようです。しかし、すでに生産が終了した「GN125」とは違い、「CG125」は現在でも取り扱い業者がおり、おおよそ20万円前後の乗り出し価格で購入できます。

【見た目ソックリ?】これがライバルのスズキ「GN125H」です(画像)

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