京成「新型有料特急」2028年度導入へ 車両設計に着手 押上発着で運行
京成電鉄が、押上~成田空港間に新型有料特急を導入します。
押上~成田空港間で運行
京成電鉄は2025年5月21日、押上~成田空港間に新型の有料特急を導入すると発表しました。

成田空港は今後、機能強化が計画されています。発着容量を増やし、旅客は現在の4000万人から7500万人に増える計画です。
京成は現在、京成上野~成田空港間で有料特急「スカイライナー」などを運行していますが、成田空港の機能強化に対応し、輸送力増強とサービス向上を図ります。
この一環として、このたび新型有料特急の車両設計に着手し、2028年度に押上~成田空港間で運行を始める計画です。押上は、京成グループが運行するバス路線や運営するホテルがあることから、エリア価値向上と各事業へのシナジー効果を狙います。
京成によると、詳細は順次発表していくとしています。
また、新型有料特急と並行して、宗吾車両基地の拡充工事や、長編成化(現行8両)を含めた次期「スカイライナー」の車両整備の検討なども進めていく方針です。
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