JR東のタイムセール「取れた!」→ぬか喜びでした… サーバー落ちに泣かされた実態 問題の“構造”とは?
JR東日本が初めて「新幹線eチケット」のタイムセールを実施しました。販売の状況はどのようなものだったのでしょうか。
よし買えた! と思ったら…!
そのメッセージを数回我慢して再びトップページへ戻れたのが5時7分。再び必要事項を入力すると、今度は検索ボタンが働いて「こまち1号」の選択画面までたどり着けました。しかし「指定席から選ぶ」に表示された「トクだ値60%オフ」はすでに売り切れ、時刻は5時10分でした。

このあと、たびたびのエラーメッセージに我慢しながら同日の後続「こまち」の空席を検索しますが、いずれもトクだ値60%オフはすでに売り切れとなっていました。
そこで作戦を変更、平日となる6月4日(水)~5日(木)の「こまち」を新たなターゲットとします。エラーメッセージをかいくぐり、こまち1号の座席選択まで進むと、ようやくトクだ値60%オフの空席を見つけることができました。
続いて復路の座席も確保、画面に表示された「お支払い総額」を確認して「次へ」のボタンをクリックすれば、申し込みは九分通り完了です。しかしクリックした先に最後の“罠”が待ち構えていました。
そこに現れたのは「ただいま混み合っております。ご迷惑およびご不便を…」のメッセージです。
ここからは「座席の指定へ戻る」のボタンにも画面は反応しません。履歴からの後戻りも試しましたが、最後に「現在、お客さまへサービスを正常に提供できない状況になっております」のメッセージが現れたのを見て、白旗を上げました。時刻は5時26分になっていました。
ではどうやって、この厳しい競争をかいくぐればよかったのでしょうか。
あくまで自分の主観ですが、5時の発売から時間が経つほどに利用者が増えたのか、サイトが重くなった印象があります。SNSに寄せられた投稿を見ても、やはり5時すぎの時点で早々に列車を指定し、申し込みまで進んだ人が、首尾良く購入に成功したようです。
こちらは取材のためページごとにスクリーンショットを撮るなどしていたため、“出遅れ”は否めないところだったのでしょう。
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