高速道路のガソリンなぜ高い? 統制廃止でさらに上昇も SAスタンド「負のスパイラル」
高速道路のSAで給油するガソリンが、一般道平均よりリッター10円、場合によっては20円も高くなっています。かつての原油価格高騰による逆転現象から、上限制度がなくなった高速のガソリン価格。しかしそれにより、いま「負のスパイラル」に陥っています。
消えた上限制度 高速SAはリッター20円高いことも
お盆の帰省・レジャードライブでは、高速道路のサービスエリア(SA)で給油する機会も多くなりますが、久しぶりにSAのガソリンスタンドに入った場合、あまりの燃料単価の高さに驚くかもしれません。
SAスタンドにおける直近のレギュラーガソリン単価は、全国平均で128円/L。ガソリン価格比較サイト「gogo.gs」での全国平均は118円ですから、1リッターあたり10円高いことになります。
ただ、単価は地域によってばらつきがあり、NEXCO東日本および西日本管内ではともに126円/Lなのに対し、NEXCO中日本管内は133.3円/Lと、特に高くなっています。
日本一高いのは北陸道・賤ヶ岳SA上下(滋賀県長浜市)の139円/Lです。全国平均より約20円、率にしておよそ18%も高いのですから、驚くしかありません。いったいなぜなのでしょうか。
2008(平成20)年まで、SAの燃料価格には上限制度があり、前月の全国平均価格(財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センター調査)を翌月に適用していました。
2006(平成18)年からの原油価格暴騰にともなうガソリン大幅値上げの際、SAのスタンドが一般店より断然安い状況が生まれ、SAが給油客で渋滞。その後、先述のように上限価格が廃止され、現在へいたります。つまり、すでに高速道路会社による価格統制はなく、SAのスタンドが自主的に価格を決めていることになります。
中央道・談合坂SA下り(山梨県上野原市)のスタンド(レギュラーガソリン133円/L、2016年7月19日)で、店員に高値の理由を聞いたところ、このような回答が返ってきました。
「SAのスタンドは土地をNEXCOさんに借りて営業していますし、高速道路に燃料を運ぶのに高速料金がかかりますから」
恐らく、多くの客に同じ質問をされるのでしょう。回答マニュアルができているようでした。
携帯持ってる人は、普段は公衆電話を使いません。自分の車を管理できている人は、普段はSAのGSは使いません。
周辺の住民が日常的に使ってくれる前提で営業している一般GSと、特定顧客による安定営業など見込めないSAのGSを同列で比較した記事なんてものを書くことができる理由が分かりません。この記事の論理が正しいとすれば、まず最初に槍玉に上げられるべきなのは、社会セーフティとしての機能を持たない一般GSでの価格差の方のはずです。GSが1軒2軒潰れたとしても周囲からは気にも留められない資本主義原理のど真ん中の店と、社会セーフティとしての責務を負っている店を同列で比較し非難するよりも、もっと先に記事にすべきことは山ほどあるでしょう。
この記事は、目に付いたことを一般人の視点ですら考えることもなくただ書かれた駄文だとしか読めません。
記事について、最低限、一般人の視点を持って記事を書ける人のみに限定していただきたいです。
高速道路を無料化すれば良いだけです。
燃料切れなら降りて補給すれば良いだけ、給油所まで無理に走る事は無くなるでしょう。
無料化できないとしきりに喧伝されているが、SAの利権で潤っている奴の利権を守るのと
天下り先が無くなって困る連中が居るから出来ないって言ってるだけ。
「おいしいビジネスをしていないから、それを始めてはどうか」と高速道路のGSと一般のGSを同列比較し、高速道路のGSにビジネスの転換を筆者は主張されているが、高速道路を使う理由のおおきなところは“一般道より早く目的地へ向かうため”であり、筆者の主張にはその前提が欠落している。
一般GSが洗車・車内清掃・オイル交換等のピット作業、コーティングなどの利幅の多い商材で利潤を確保しているというところは半ば常識であろうし、だからこそ、高速道路のSA併設のGSも、それを始めてガソリンを下げろと言っているんだろうが、一方通行の高速道路のSAにあるGSで、1日車を預けてカーコーティングする人が出てくるの?早く目的地に着くため高速乗っている人が、オイル交換を依頼して作業完了までの時間を待つの?新品のタイヤを買って履き替える人がいるの?この姿イメージできるかといえば、できないでしょ。
高速道路のGSにそんなサービス求める人っていないよね。
無記名さんが書かれているように駄文だよ、この記事。
ガソリンスタンドは経済の必需品なんだから国が責任をもって最低価格を決めるぐらいじゃないと、
都会の大手量販店が日本中を「不便な安売りスタンドにしてしまう。
小回りのきく個人商店がなくれば、また震災が起きたらガソリンが買えなくなるよ。
GSがある=SA、ない=PAに名称を統一したらわかりやすいかも?
または次のGSの案内をもっと目立つようにわかりやすくするとか。
少なくなったならなったで、それなりの対応をしてほしい。
おいしいビジネス。 ふと思うのは、スタッドレスのレンタルかな。冬の雪国への帰省の時だけ貸して欲しい。 それは高速のGSで頼めれば助かる。 競合は都会のレンタル店。だけど土地代が安いし、本当に必要な日数だけのレンタルだから、「おいしい」仕事になり得る気がする。 ただ、それで儲かったとしても、ガソリン代は下げない、とも思う。そして、私も高速のGSでは絶対給油しない。
過疎地域における高速道路や自動車専用道路のガソリンスタンドはもったいない。
ガソリンスタンドや周囲の道路を整備することによって、地域のエネルギー旗艦店となれる可能性を持っている。ガソリンスタンド内で柵を設けるなどして、一般道と専用道が共用できるGSを整備すべきではないか。
一般道側では洗車・車検といったカーメンテナンスの利益率の高い商売ができる一方、高速道路側では一般道側に合わせたガソリン価格になれば一定の量の給油客が確保できるはず。
施設の投資に対して、高速道路のGSは単機能に絞っていて贅沢すぎてもったいない。