東京の「乗り換えが難しいと思う駅」1位の駅はダントツ!あきらめに似た声も 一体なにが「難しい」のか?
「東京の乗り換えが難しいと思う駅」についてのアンケートを実施しました。複数の路線が乗り入れる構造の複雑さ、乗り換え動線の長さなどを指摘する声もありましたが、1位と2位の駅には、ある共通点が存在します。
3位の「大手町駅」と「東京駅」はほぼ同じ?
大手町駅については、「多数の路線があり、地下鉄を降りた後に利用する階段やエスカレーターによっては、大きく遠回りになる」(50代・女性・首都圏在住)、「同一駅で地下通路でつながっているのに、地上に出るとまるで別の駅のよう。大阪から来たとき、あまりの“ダンジョン”ぶりに面食らった記憶がある」(30代・男性・首都圏在住)といった声が寄せられました。

他方、東京駅については「在来線と新幹線の乗り換え区域、そして在来線の乗り換え口が多い」(女性・首都圏在住)、「京葉線のホームが遠く、想定の5倍時間がかかってしまい、目の前で電車に乗り遅れた」(10代・男性・首都圏在住)など、乗り換え距離の長さや構内の広さに対する不満が多く聞かれました。
また、大手町駅と東京駅は「同じ場所なのに違う駅であるところ」(60代・男性・首都圏在住)と、両駅の位置関係や複雑な構造が、乗り換えの難易度をさらに高めているとの意見も。
そのほか、少数意見として、「地下鉄すべて」(30代・男性・首都圏在住)や「東京メトロの改札外乗り換え駅」(20代・男性・近畿在住)など、地下鉄全般や特有の乗り換え構造に対する難しさを挙げる声もありました。
改札外乗り換えについては、つくばエクスプレスの秋葉原駅と都営新宿線の岩本町駅の乗り換えにも注文が。「どちらも地下深いのに、一度地上に出なければならず、しかも遠い。直結の地下通路を作ってほしい」(60代・男性・首都圏在住)というピンポイントな指摘も寄せられています。
全体的に、乗り入れ路線の多さや、地下を含む立体的な駅構造が「難しい」とされる主な傾向となっていました。たとえ首都圏に住んでいても、駅構内での工事が行われているために、慣れる前にルート変更を余儀なくされることが、乗り換えを難しく感じさせる要因のひとつとなっているようです。
●アンケート実施概要
・調査機期間:2025年6月20日(金)12時ごろから6月23日(月)14時ごろまで
・調査方法:Googleフォームを利用しての調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:115
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