中央線グリーン車“意外な利用実態”あきらかに!「30分の移動なら使う」「コスパが悪い」…「こうなれば使いたい」の意見もごもっとも? 511人の声
「中央線グリーン車の利用状況」についてのアンケートを実施しました。普段から利用していて、今後の利用についても前向きな意見がある一方で、否定的な意見では「中央線ならでは」の理由がありました。
「ほかの路線のグリーン車と別扱い」に疑問の声
一方で、グリーン車を「利用しない」と回答した人は全体の11.2%でした。

その理由として多く挙げられたのは、「乗るには距離が短すぎる」(50代・男性・首都圏在住)や「乗車時間が短い」(20代・首都圏在住)といった意見で、中央線の走行距離や所要時間に対して、料金が割高に感じられる点が主な要因となっているようです。
「東海道線や高崎線、宇都宮線のような長距離路線ではない」(40代・男性・首都圏在住)というように、たとえば宇都宮線では、宇都宮から小田原までを乗り通すと3時間を超える長距離移動になります。しかし、中央線の東京~高尾間は、快速列車でおよそ1時間15分、特別快速では約1時間です。さらに、中野~吉祥寺間といった中間地点から乗る利用者にとっては、上り・下りのどちらの方向であっても、料金に対して割高だと感じられることが多いようです。
このほか、「急ぐときは特急のほうが便利」(60代・男性・首都圏在住)、「かいじ・あずさの特急料金とほぼ同じ金額なら、特急に乗ったほうが早くて快適」(50代・男性・首都圏在住)といった意見もありました。特に特急「あずさ」や「かいじ」は、東京~大月間などの短距離で利用しても、グリーン車よりも料金が安い場合があります。
加えて、中央線・青梅線のグリーン車は、東海道線や上野東京ライン、湘南新宿ライン、総武快速線、横須賀線などの他路線のグリーン車と、1枚のグリーン券で通し利用ができないという点も、利用を控える理由のひとつとなっているようです。
「他の路線のグリーン車と別扱いだから」(60代・男性・首都圏在住)、「湘南新宿ラインとの料金通算がないから」(50代・男性・首都圏在住)、「他路線との乗り継ぎが別料金になるのでコスパが悪い」(40代・男性・首都圏在住)といった意見がありました。
そのため、「他路線のグリーン車のように、共通で使えるようにしてほしい」(60代・男性・首都圏在住)という声もあり、将来的に共通システムが導入されれば、利用を検討したいという人も一定数存在するようです。
なお、中央線・青梅線内であっても、たとえば立川駅で中央線(八王子・大月方面)と青梅線の各駅を乗り継ぐ場合、1枚のグリーン券で通し利用することはできません。
●アンケート実施概要
・調査機期間:2025年6月26日(金)12時ごろから7月7日(月)14時ごろまで
・調査方法:Googleフォームを利用しての調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:511
私は82歳、大月の手前、上野原から
友人お見舞いの帰り、グリーン車2階で
ゆったり、旅行気分で中野迄乗り
楽しい思いしています!
ゴルフ帰りは仲間がいるので利用出来ませんが、グリーン車できて最高利用しています?