世界初「3Dプリンターで駅舎」利用開始します! 1夜のうちに出現した新しい建物

JR西日本は2025年7月10日、和歌山県有田市にあるJR紀勢本線の初島駅に建造した建設用3Dプリンターを活用した駅舎の利用開始日を発表しました。

「みかん」と「たちうお」のモチーフが特徴

 JR西日本は2025年7月10日、和歌山県有田市にあるJR紀勢本線・初島駅の新駅舎について、利用開始日を発表しました。この駅舎は、建設用3Dプリンターを活用して建設されたもので、世界で初めて3Dプリンターを用いて駅舎を建設した事例とされています。

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3Dプリンターを活用した駅舎(画像:JR西日本)

 駅舎は、建設用3Dプリンターによる住宅建設を手がける「セレンディクス」によって製作されました。壁面には、地元の特産品である「みかん」と「たちうお」をモチーフにした装飾が施されています。

 駅舎はあらかじめ3Dプリンターで複数のパーツに分けて出力され、それらを現地に搬入して組み立てる方式が採用されました。その結果、最終列車の発車後、わずか2時間ほどという短時間で建設が完了しました。

 主要部材の製造は、熊本県水俣市の協力工場で行われ、建設用3Dプリンターにより出力されました。このプリンターは、ロボットアームの先端に取り付けられたノズルから専用の特殊モルタルを吐出し、パーツを成形する仕組みです。さらに、内部に鉄筋とコンクリートを流し込んで一体化させることで、構造の強度を高めています。

 新駅舎の使用開始は2025年7月22日の始発列車からで、駅舎内には券売機1台、簡易ICカード改札機、ベンチなどが設置されます。

【写真】お、時刻表! 3Dプリンターを活用した駅舎ほか

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