なぜ飛行機は遅れるのか? 定時運航へ、航空会社の工夫 便に特有の状況も

「飛行機が多少遅延するのはあたりまえ」、そう思っている人は少なくないかもしれません。ただ現場では少しでも定時運航率を上げられるよう、努力が続けられています。2015年に「定時到着率」で世界一になったJALに、その現状や要因、工夫を聞きました。

ドアが閉まったとき? 動き出したとき? 飛行機の出発時刻は

――そもそも飛行機の「出発時刻」「到着時刻」とは、どの時点が基準なのでしょうか。

 お客さまがすべて搭乗されて、ドアが閉まったのち、飛行機が動き出した時間が「出発時刻」です。「到着時刻」は、飛行機が駐機場(降機場所)に止まった時間になります。

――たとえば「12時10分着」というスケジュールで、鉄道のように1分とたがわず、その時間ピッタリに飛行機が到着することは多くないと思います。飛行機が「定時」とする時間には、幅があるのでしょうか。

 Flight Stats社では14分遅れまでの到着を「定時」として取り扱っていますが、JALとしては予定通りの時間に到着するようお客さまと約束しているわけですから、それを守ることが目標です。しかし飛行機の場合、天候などの航空会社の力がおよばない部分で遅延につながることも多いです。

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JAL「羽田地区定時性委員会」メンバーの矢嵜敬太さん(2016年3月、恵 知仁撮影)。

――「航空会社の力がおよばない部分」とは、具体的にどういうものでしょうか。

 空路混雑や発着枠増加による羽田空港自体の混雑、気象条件などが挙げられます。たとえば、冬に羽田から沖縄方面などを目指す便は強い偏西風、すなわち“向かい風”の影響を大きく受けます。運航スケジュールを決定する際、この偏西風の影響を考慮いたしますが、偏西風が予想以上に強い場合、出発地を定時に出発しても遅れてしまうことがあります。

 逆に冬、羽田から北海道など北へ向かう場合、同じく偏西風の影響で“追い風”になり、早着することもあります。

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コメント

1件のコメント

  1. 最近、JAL寄りの報道が多過ぎやしませんかね?

    バレてますよ。問題起こしてるのに良いところだけ表に出てる不自然さ。

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