ホテル、温泉も 御殿場プレミアム・アウトレット2020年拡張へ 箱根と一体的なリゾートに

元々は小田急の遊園地

「世界に誇れるショッピングリゾートに進化させていきたいと考えています」(小田急電鉄 山木利満社長)

「小田急さんはこのエリアをよく知っているうえ、ホテル運営などのノウハウ、交通インフラもあり、我々にとって最高のパートナーです」(三菱地所・サイモン 山中拓郎社長)

Large 160907 odakyu 02
握手する三菱地所・サイモンの山中社長(右)と、小田急電鉄の山木社長(2016年9月7日、恵 知仁撮影)。

 この「御殿場プレミアム・アウトレット」は遊園地「小田急御殿場ファミリーランド」(1999年閉園)の跡地に誕生したものです。また小田急グループは特急「ロマンスカー」や高速バスなどにより、御殿場とそこへ隣接する箱根への交通アクセスを担っているほか、箱根でケーブルカーやロープウエー、「小田急 山のホテル」といったリゾートホテル、日帰り温泉施設などの事業を展開。今後、小田急は交通アクセスを拡充し、「御殿場プレミアム・アウトレット」をハブ施設とする、御殿場と箱根が一体になった日本有数の“一大広域観光リゾートエリア”構築を目指すといいます。

 2016年11月1日からは小田急箱根高速バスにより、バスタ新宿と「御殿場プレミアム・アウトレット」を結ぶ路線バスの増便が行われます。また「御殿場プレミアム・アウトレット」の「第4期増設」では、駐車場が現在の約5000台分から約6800台分へ拡張される予定です。

【了】

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。