日本空襲部隊を次期爆撃機に命名したアメリカ そこにある意味は?
空母から爆撃機を発進 「片道きっぷ」の無謀な攻撃
太平洋戦争勃発直後の1942(昭和17)年。アメリカは、前年の真珠湾奇襲攻撃による大打撃など、圧倒的な日本軍の攻勢によって連戦連敗を強いられていました。こうしたなか、アメリカ軍は「空母からB-25爆撃機を発進させ日本本土を急襲する」という奇襲作戦を立案します。指揮するのは、アメリカ陸軍のジミー・ドゥーリットル中佐です。
ただ、この作戦には問題点がありました。B-25「ミッチェル」爆撃機は本来、陸軍機であり、空母での運用を目的とした機種ではなかったのです。そのため、本作戦でドゥーリットル中佐が率いる16機のB-25は、可能な限り機体を軽くして空母から発進、日本本土を爆撃したらそのまま海を渡り中国大陸へ抜けて着陸するという、ほとんど捨て駒ともいえる無謀な片道攻撃を行わなければなりませんでした。
帰還を前提としないこの作戦へ果敢にも志願した、ドゥーリットル中佐と乗員79名からなる「ドゥーリットル・レイダーズ」は、1942年4月18日、爆撃を成功させ、日本各地に被害をもたらします。ただ、本作戦における当初の標的であった日本の軍施設や工場には、まったくといっていいほどダメージを与えることはできませんでした。
とはいえアメリカにしてみれば、初めて真珠湾攻撃の「報復」を成功させたという事実が重要でした。アメリカ国民は「ドゥーリットル・レイダーズ」を英雄として讃え、その士気は大いに高まりました。
一方、日本は敵空母の接近を防ぎ本土空襲を許さぬためにも、本土とハワイのあいだに位置するミッドウェー島の攻略を重要視するようになります。これが、太平洋戦争における大転換点となる、1ヶ月半後のミッドウェー海戦と、それにおける日本の大敗北へとつながります。
アメリカ軍は真珠湾攻撃で大打撃なんか受けてない。ホワイトハウスの予定通りだった。
真珠湾の報復した機体の名前から来てる?報復の為の爆撃機?
えーっと、真珠湾の報復をした機体ではなく部隊の名前、らしいです。ちなみに真珠湾の報復をした機体の名前はミッチェルです(人名由来。世界一量産されたプロペラ双発戦術爆撃機。イギリスやソ連にも供与されてた)。それはそうとしてB-21ですか。ろくでもない結末になりそうな気が。
この名前をつけたということは、アメリカはまだ真珠湾の件を恨んでいるのでは?
そして日本がかがと言う名の軍艦を作ったのも大日本帝国の未練とか?
別に怨念・未練なんかじゃなく、昔の名前をそのまま使うのはよくある話ですよ。
海上自衛隊の艦船だってそうだし、米海軍のエンタープライズだって何代目なんだ…という位同じ名前の船がありますから。
まあ、流石に空母「アドルフ・ヒトラー」とか名前を着けたら大問題になるでしょうけど、この位のことに目くじらをたてたり、変に意識する必要はないでしょう。
日本もやってやれば良いんだよ。
五十六とか東郷とか欧米向けに使ってやれば良い。
『戦闘妖精雪風』に「アドミラル56」という日本海軍の空母がでてくるが、それよりも日本人のメンタリティ(言霊信仰)からして人名を用いるのはどうなのだろう?
まあ、JR九州は使ってはいるけどね。
元ドゥーリットル所属者を呼んだからなのが、
>「レイダー」とは、「侵入者」「急襲者」を意味する言葉です。
これ以上の意味はなかったりしてねぇ。
そんな意味なんてないって。単に勇ましい名前だからでしょう。
日本人はこういう悪意に鈍感と言われてるよね。
日本が、アメリカの言う事を聞かなくなったらいつでも爆撃してやるぞ!という意図もあるのではないでしょうか?