対怪獣用の切り札!? お椀型の巨大アンテナが目引く「異形の新装備」追加取得へ どう使う?

過去、何度も自衛隊は怪獣と戦ってきました。

「レーザービーム出しそう」とも

 防衛省は2025年8月29日、2026(令和8)年度予算の概算要求を発表。そのなかで通信・レーダー妨害能力の強化を目的に取得する新装備として「24式対空電子戦装置」2セットが盛り込まれていました。

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陸上自衛隊向けの新装備である24式対空電子戦装置(画像:防衛省)。

 24式対空電子戦装置の特徴は、車両に巨大なパラボラアンテナが搭載されたその外観です。2023年8月に装備のイメージが公表された際、SNS上では「怪獣映画で見たやつだ!」「レーザービーム出しそう」などと盛り上がりました。

 役割は、相手の通信機器やレーダーが発する電波を妨害し、相手の通信や索敵などの能力を低減または無効化するもので、敵の早期警戒管制機などに妨害電波を発し、レーダーを無力化することも可能なようです。

 昨今、電磁波領域の活用範囲や用途が拡大したことで、電子戦が急激に重要性を増しています。防衛省は、電磁波領域における優勢の確保が喫緊の課題としています。

 そうした状況を踏まえ、通信・レーダー妨害能力や、電子戦防護力、電子戦支援能力、電磁波管理機能の強化のほか、小型ドローンへの対処に取り組む方針です。

「対空電子戦装置」は、上記の「通信・レーダー妨害能力」を強化する一環として、陸上からレーダー妨害を行うために導入が計画されているものです。防衛省では、すでに2025(令和7)年度予算で2セット64億円を計上しており、同装備を運用するための部隊が2027年度に那覇駐屯地に新編される予定です。

 今回の概算要求で明らかになった2セットの取得費用は52億円です。これが、要求通り予算化された場合、どこに配備されるか注目です。

【写真】これもか!? 他にもあった「怪獣と戦いそうな自衛隊装備」です

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