最新の巨大空母「中枢に入ってみた!」艦長席の座り心地は? 2つある艦橋の内部も特別に公開

英空母の特別見学ツアーに同行し、艦内を見てきました!

当選確率は444分の1

 東京港に入港中のイギリス最新空母「プリンス・オブ・ウェールズ」において、事前抽選による当選者限定の艦内特別見学ツアーが2025年8月31日に行われました。

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空母「プリンス・オブ・ウェールズ」の飛行甲板。このたび後ろ側のみ立ち入りが許可された(乗りものニュース編集部撮影)。

 これは7月中旬に駐日イギリス大使館が公式WEBサイトを通じて募集したもので、大使館によると1週間弱の期間で約4万人もの応募があったといいます。ツアー人数はわずか90人なので、444分の1の確率だった模様です。

 公開されたのは、前後に2つある艦橋(ブリッジ)の内部と、飛行甲板の後ろ側のみ。艦内の移動通路は写真撮影が厳禁で、あくまでも限られた場所しか見られなかったものの、参加者たちは滅多に入ることができないエリアを巡る艦内ツアーを堪能していました。

 航海艦橋では、艦長席に座ることも許され、参加者たちは代わる代わるその座り心地や視界を体験していました。今回の艦内ツアーに横浜市から参加した20代の男性は、「夢のようです。友達とともに参加しましたが、とても面白かったです」と声を弾ませていました。

 なお、艦内ツアーの選に漏れてしまった人のなかから約2400人が、ターミナルの建物内で行われる各種イベントに招待され、屋外デッキからの見学やイギリス海兵隊軍楽隊の各種演奏を楽しんでいました。

 空母「プリンス・オブ・ウェールズ」は9月2日まで東京港で見ることができます。

【写真】特別仕様の艦長席だ! 英空母の「艦内特別見学ツアー」をイッキ見!

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