幻の「ウグイス色のE233系」が実現! 埼京・川越線で運行へ 開業時の103系をイメージした車両に
「ウソ電」が現実に!
4種類の記念ヘッドマークも
JR東日本大宮支社は2025年9月4日、埼京線開業40周年を記念した沿線活性化イベント「Saikyo Festa」を、2025年9月13日(土)から10月13日(月・祝)まで開催すると発表。その一環として、埼京線で運行しているE233系(1編成)の一部ラインカラーを「ウグイス色」に変更したラッピング列車を運行することを明らかにしました。

1985年9月30日に開業した埼京線は当初、山手線から転属した「ウグイス色」の103系電車が使用されていました。その後に登場した埼京線の205系から、帯色が「緑15号」と呼ばれる濃いグリーンのカラーとなり、現在の主力車両であるE233系にも受け継がれています。
E233系は現在も「ウグイス色」を採用する山手線には投入されなかったため、「ウグイス色のE233系」は幻の存在でした。
この特別なラッピング列車は、1号車と10号車の運転台付近に開業時の103系をイメージしたラッピングを施すほか、車体前面のラインカラーも「ウグイス色」に変更。さらに、JR東日本社員がデザインした40周年記念マーク4種類を掲出するとしています。運行期間は2025年9月30日(火)~2026年2月28日までです。
「Saikyo Festa」ではこのほか、2025年10月4日(土)に川越~新宿間で記念列車(貸し切りのE233系)が運行予定。この列車は、埼京線に関わる乗務員や駅社員、車両センター社員が企画した1日限定の観光列車となり、定期旅客列車が走行しない川越車両センター構内を通過します。料金は「大人限定プラン」が3500円、「一般プラン」は大人3000円、こども(小学生以下)1500円。9月12日から「JRE MALLチケット JR東日本 大宮支社店」で申し込みを受け付けるとしています。
また、埼京線開業40周年限定オリジナルグッズの販売なども予定されています。
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