渋谷駅前「青ガエル」、ラッピングでハロウィーン対策 背景に渋谷落書き問題

車内も特別なデザインに 最後の1両は今年、引退

 今回のコラボレーションでは、緑色の「青ガエル」を「ポムポムプリン」のような黄色と茶色の2色でラッピング。これにより、落書きや外傷から車体を保全するといいます。また、渋谷駅前の「青ガエル」がこのようにコラボするのは、今回が初だそうです。

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「ポムポムトレイン」では「ゴミのポイ捨て禁止」も訴えるという(2016年10月18日、乗りものニュース編集部撮影)。

 車内は、全壁が「ポムポムプリン」のトレードカラーである黄色の“ふわもこ”になり、半立体ぬいぐるみのフォトスポットや、「ポムポムプリン」の顔がデザインされた座席が設置されました。「乗車記念スタンプ」を専用用紙に押して持ち帰ることも可能です。10時から20時まで入場できます。

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熊本電鉄に残っていた最後の「青ガエル」。2016年2月の引退後は、同地において自走可能な状態で保存されている(2015年10月、恵 知仁撮影)。

 ちなみに5000系電車「青ガエル」は、東急電鉄からは1986(昭和61)年に姿を消しましたが、各地の鉄道へ譲渡され、今年2016年2月まで、最後の1両が熊本電鉄で営業運転を行っていました。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. 渋谷だからなぁ。
    そしてその渋谷の「文化」を作ったのは東急にも責任の一端がある。

  2. 青ガエルの落書きは日本の恥

  3. 銀座線になってしまった。
    車体を半分にされプラレール状態、落書きされ、その防止にとラッピング。

    すでにこの電車を使った意味がない。

  4. あおガエルがポムポムプリンになったのいいね煜これからも頑張って応援してるよ