急きょ来日の「見慣れぬイージス艦」横須賀に入港したワケとは? じつは豪州軍艦として “史上初” するため来ました!

オーストラリア海軍の駆逐艦「ブリスベン」が2025年9月19日、海上自衛隊横須賀基地に寄港しました。今回は1か月以上滞在するとのこと。それだけの長期寄港の理由は何なのでしょうか。

日米豪3か国のイージス艦そろうかも

「ブリスベン」は、地域プレゼンス展開(RPDs)の一環として日本に寄港しました。RPDsはオーストラリアがインド太平洋地域におけるコミットメントを示すため、艦艇と航空機による訪問、各種演習への参加、国際交流活動などを行うものです。

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海上自衛隊横須賀基地の岸壁で握手をする護衛艦「まや」艦長の太田一等海佐(左)と、オーストラリア駆逐艦「ブリスベン」の艦長デイビット・マーソン中佐(深水千翔撮影)。

 同艦は2か月前の7月にオーストラリア北東岸の港町タウンズビルを出港した後、8月にステルス戦闘機F-35Bなどを搭載するイギリスの航空母艦「プリンス・オブ・ウェールズ」を中心とした空母打撃群(CSG25)に参加。9月14日から16日にかけては海自の護衛艦「かが」と対潜戦やLINKEXといった各種戦術訓練、洋上補給、クロスデッキなどを実施しています。

 昨今、自衛隊とオーストラリア軍は、日豪部隊間協力円滑化協定(RAA)と物品役務相互提供協定(ACSA)の下で連携を深めており、今回、日本で行われる「ブリスベン」の整備は、9月6日に開かれた日豪外務・防衛閣僚協議、通称「2プラス2」の共同声明のなかに盛り込まれていました。

 艦長のマーソン中佐は「私のキャリアにおいて、海上自衛隊とは何度か行動を共にする機会に恵まれたが、常に驚くほどプロフェッショナルで熟練された対応であり、今回も例外ではなかった。乗組員一同、日本訪問とこの国の素晴らしい文化に触れる機会を大変楽しみにしている」と話していました。

 海上自衛隊横須賀基地には10月20日頃まで寄港する予定で、日米のイージス艦と「ブリスベン」の違いを「YOKOSUKA軍港めぐり」などから見比べることができるでしょう。また、10月11日に同基地で開催予定のオータムフェスタでは、目前まで近づくことができるかもしれません。

【なかなか見ない後ろ姿も】豪イージス艦「ブリスベン」を前後左右イッキ見(写真)

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1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。

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