ボーイングが待望の新型機「797」計画ブチ上げ!? 海外で「開発着手」報道→本当ならどんな機体に?

「ウォールストリート・ジャーナル」は、アメリカの航空機メーカーのボーイングが、新型旅客機の開発に着手したと報じました。新型機が本当に開発されるとすれば、どのような機体になることが予想されるのでしょうか。

「737MAX」の後継に?

 アメリカの「ウォールストリート・ジャーナル」は、アメリカの航空機メーカーのボーイングが、新型旅客機の開発に着手したと報じました。もし新型機が本当に開発されるとすれば、どのような機体になることが予想されるのでしょうか。

Large 20251001 01
ボーイング「737-10」(画像:ボーイング)。

 報道によると、新型機は客室通路が1本の「単通路機」であることが想定されており、2025年現在、同社の単通路機の主力製品である「737MAX」の後継となる計画といいます。

「737MAX」は、150席から200席クラスで、ボーイングでもっとも売れた旅客機「737」シリーズの最新派生型です。737シリーズの初期タイプの初飛行は1967年で、そこからその初期設計を活かしつつ、デジタル化や効率の良いエンジンの搭載などの改良を加えた派生型を次々と生み出してきました。

 この「初期設計を活かす」というコンセプトは、既存の737ユーザーにとっては「パーツが共通化されているので、整備コストなどを抑えて新型機を導入できる」というメリットもあり、そうしたことも評価された結果、737シリーズは1万機以上売れたわけです。しかし一方で、基本設計がクラシックであるがゆえ、近年では拡張性の低さも指摘されてきました。

 たとえばエンジン。737シリーズの初期モデルは細長いタイプのものが搭載されてきましたが、近年では燃費効率・静粛性を向上させるべく、サイズが大型化しています。これはファンの直径を大きくすることで、燃焼しない気流と、エンジンコアを通過して燃焼する気流との比率「バイパス比」を高く(燃焼しない気流を多く)できるためです。

 ただ、大きなエンジンを搭載するには、脚を長くして胴体の高さを稼ぐことが必要です。737シリーズはそれが難しく、結果的にはエンジンの下部を潰して「おにぎり型」にする、エンジンの取り付け角度を調整するなどの工夫で対応してきました。

 一方で、この数十年間で民間航空の市場は大きく変わりました。もっとも大きなものはヨーロッパの航空機メーカー、エアバスの出現です。

 同社は1987年、737シリーズとキャパシティが近いとされる単通路旅客機「A320」をデビューさせました。この機体は新設計で操縦面でも革新的な技術も導入され、エアバスをボーイングと双璧をなす巨大航空機メーカーへと押し上げることに。いまやA320シリーズは「世界で最も売れた旅客機」であり、設計が後発であったことも手伝ってか、比較的スムーズに派生型を次々生み出しています。

 こうした市場の変化もあってか、ボーイングは過去に「新型機のプラン」を公開したことがあります。

【画像】えっ…これが翼に驚愕機構が備わるボーイング「新・世界最長の旅客機」です

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス