国鉄色の特急車両が「JR社員が本気で考えた珍ルート」で運行へ 乗車難易度Sランクの区間を巡る
JR東日本 首都圏本部は、「現役乗務員がイチから本気で考えたイベント列車」を運転します。
国鉄色のE653系(K70編成)が新金線に入線
JR東日本 首都圏本部は2025年11月3日(月・祝)に、「乗って楽しむ♪上野統括センターまるごと知り尽くしツアー」を開催します。

このツアーは、「現役乗務員がイチから本気で考えたイベント列車」として、普段定期列車が走らないルートに焦点を当て、回送線や貨物線、操車場などに入線。定期列車とは異なる車窓を楽しめることが特徴です。
これまでは国鉄形特急の185系で実施されてきましたが、今年8月17日に開催されたツアーから、国鉄カラーが特徴のE653系(K70編成)に車両が変わりました。
今回は、総武線の新小岩付近(新小岩信号場駅)と常磐線の金町をつなぐ、約6.6kmの貨物線「新金線」が新たにルートに組み込まれ、東大宮操車場や田端操車場、大宮駅の電留線などにも乗り入れます。
また、発車前には珍しい行先表示を車両に掲出したり、鉄道小物の紹介も実施予定。イベント列車の車内では、乗務員や駅員の仕事の紹介や、参加者からの質問に回答する機会も設けられています。
参加料金は「普通車1名車内イベントありプラン」が1万3653円、「普通車2名車内イベントありプラン」は2万5000円。JR東日本のショッピングサイト「JRE MALL」チケットで申し込みを受け付けるとしています。
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