空自の戦闘機が“4輪レース”に飛来! 宮城から栃木までF-2“歓迎フライト”実施 「スーパーGT」最終戦
栃木県のサーキット施設「モビリティリゾートもてぎ」で、「スーパーGT」シリーズの2025年第8戦(最終戦)が開催されます。決勝日には、航空自衛隊のF-2戦闘機が歓迎フライトとしてサーキット上空を飛行します。
F-2B戦闘機が栃木の空を舞う
2025年11月1日~2日、栃木県茂木町のサーキット「モビリティリゾートもてぎ」で、「スーパーGT」シリーズの第8戦(最終戦)が開催されます。11月2日の決勝日には、航空自衛隊のF-2戦闘機が歓迎フライトとしてサーキット上空を飛行します。

F-2は米国のF-16をベースに、日本での運用や地理的特性を考慮したスペックへと改造・開発された戦闘機です。主な特徴としては、主翼面積の拡大による旋回性能の向上や、最先端の材料・構造の採用による軽量化、推力向上型エンジンへの換装による離陸性のアップなどが挙げられます。
F-2には単座の「F-2A」と複座の「F-2B」が存在しますが、今回飛行するのは、航空自衛隊 松島基地に所属するF-2Bです。F-2Bは全長15.5m×全幅11.1m×全高5mの寸法で、最大速度マッハ約2で飛行することが可能です。
歓迎フライトは、今年2025年のスーパーGT最終戦となる「MOTEGI GT 300km RACE GRAND FINAL」の一環として、決勝スタート前のオープニングセレモニーで実施されます。
なおモビリティリゾートもてぎは、当日の悪天候や視界不良などにより、フライトが中止になる場合もあるとしています。
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